その歯並び、慌てなくても大丈夫かもです!
こんにちは![]()
だんだんと暑くなってきましたね。夏はこれからが本番です![]()
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さて、今回はお子さんの歯並びについてのお話をしていこうと思います![]()
皆さんのお子さんは歯並びについて気になることはありますでしょうか?
歯並びの相談が年々増えてきているように感じます。
きっとお子さんのムシ歯が減ってきているため、その分お父さんお母さんのお子さんの歯並びと健康についての関心が高くなってきているのが関係しているのではないでしょうか?
園や学校の歯科検診だけでなく、1歳半や3歳の検診でも歯並びに問題がないか検査項目にあるため
1歳位のお子さんからの歯並びの相談も多いです![]()
歯並びの相談で多いのは
・自然に治るのかどうか?
・やるならいつからがいいのか?
・期間は?
・装置は?
・痛みは?
そして
やっぱり料金についての質問です。
料金については先生の考えによって治療法が異なり
それによって使う装置も違うので料金設定も医院ごとに異なりますので各医院に聞いていただくのがよいです![]()
ホームページを持っている医院が多いですので
そちらを見て頂ければおおよその料金が出ているため多いに参考になると思います。
後はお母さんネットワークを利用して情報を入手するのもよいと思います。
料金はお子さんの歯並びの状態によって大きく異なりますので、やはり一度相談されるのがよいです![]()
実はこれは慌てなくても大丈夫なケースという場合も結構あります!
受け口のお子さんは指しゃぶりがあると自然に治る場合があります!
お父さんお母さんがご心配される指しゃぶりも受け口のお子さんにはかえってプラスに働く場合もあるのです![]()
【上の前歯がハの字に生えてきた
】
慌てなくても大丈夫な歯並びの代表的なものには上の前歯のすきっ歯があります。
「上の前歯がハの字で生えて来ちゃって、隙間が気になる」と相談を受ける場合がよくあります。
が、実は上の1番目の前歯はハの字で隙間が空いて生えてくるのが正常なのです![]()
上の前歯はハの字に拡がって生えて来ます。
それによって上顎の幅がグッと拡げる働きがあるのです。
ハの字に隙間があっても2番目の上の前歯が生えてくる時に先に生えている1番目の歯は横から生えてきた2番目の歯に中央に押されて隙間が減少し、
さらに3番目の歯(糸切り歯とか犬歯とか言われる歯)が生える時にまた更に中央に押されて隙間が閉じて来るのです!
大きい永久歯が生え揃うために
生まれつき仕組まれた成長のためのプログラムであって
上顎の幅を拡げるために
一時的にすきっ歯の時期がある訳 なのです![]()
専門用語では
「Ugly Duckling Stage」
日本語にすると「みにくいアヒルの子の時代」って言われています![]()

【自然にはすきっ歯が治らないケースも
】
自然に閉じることが多い前歯のすきっ歯ですが治るタイプかどうか見極めなければならないポイントがあります![]()
それが「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」です。
その上唇小帯が上の前歯が生え替わる時期になってもまだきついままだとハの字に生えて来た前歯の隙間は自然に歯閉じにくくなってしまいます。
だから
上の前歯が生え替わる年齢になってもまだ上唇小帯がきついままのお子さんは伸ばしてあげる必要があります。
当院はレーザーを使って上唇小帯の治療をしていますので、痛みや出血が少ないです![]()


《↑上唇小帯がきつい状態》 《↑レーザーで上唇小帯を伸ばした状態》
他にも見極めねばならないポイントがあります![]()
それは歯の本数です。
元々2番目の歯がない子も少なくないです。
専門用語で「先天欠如(せんてんけつじょ)」と言って、生まれつき歯の本数が少ないことがよくあります。


《↑上顎の2番目の前歯が左右両方とも先天欠如のケース》
生まれつき永久歯の本数が少ないお子さんが、今は10人に1人以上います。(親知らずは含めずの本数)
ちなみに上の2番目の歯の本数が少ないお子さんの割合は約2~3%という報告があります。
そしてもう1つ、
歯の本数が多くて隙間が閉じ難い場合があります。
専門用語で「過剰歯(かじょうし)」と言います。
過剰歯ができやすい場所は断トツで上の1番目の歯と歯の間です。

《↑過剰歯が逆向きに埋まって前歯の隙間が閉じにくくなっています》
上唇小帯は歯ぐきの唇側(顔の前方)にありますが
過剰歯はその反対側(顔の後方部)に左右どちらかに少しズレて埋まっていることが多いです。
もっと言うと
普通の歯は咬む面に向かって歯の先が向いて埋まっていますが
過剰歯は逆向きに埋まっていることの方が多いです。
過剰歯は逆向きのものが多いので…
放っておくと鼻の穴の中に過剰歯が生えて来る場合があります
(ただしそういうのは希なケースです)
過剰歯があると過剰歯が邪魔になって歯の隙間が閉じてきにくくなってしまいます。
上の前歯の隙間が自然に治るタイプかどうか判定する際には歯の本数も確認しておく必要があります。
つまり
自然に治ることが多いと言われている
上の前歯の生え替わりの時期のすきっ歯、
いわゆる「みにくいアヒルの子の時代」と呼ばれている歯並びではあっても
自然にすきっ歯が治るタイプかどうか、そのまま様子を診て行ってよいのかどうかは
歯の大きさや本数、上唇小帯のきつさ、そしてお子さんの歯並びのタイプなどまで診てそのまま様子を見て大丈夫なのかどうか判定する必要があるのです![]()
先程の上唇小帯についてですが
タイミングを逃さずに相談に来ていただけましたら
上唇小帯を伸ばしてあげることで矯正の器具を使わなくても隙間が自然に閉じ易くなるお手伝いも可能です![]()
矯正治療となると基本保険は利きませんが、上唇小帯を伸ばすのは保険が利きます![]()
ただし、上顎の1番目の歯が生えていない場合は自費診療(当院では8800円)になります。
就学前に上の前歯が生え替わっているお子さんはほとんどいませんが、先手を打っておくのもいいかもしれませんね。
早いお子さんは1歳前に伸ばされる場合もあります![]()
上唇小帯を伸ばしてあげると
お乳の量も増えたり、受け口が治りやすくなったりするともあります!
そういったこともあるので
小さいうちに上唇小帯を伸ばされるかどうかはお子さんの性格を考慮して選ばれたらいいと思います![]()
お子さんの歯並びを気にされているお父さんお母さんがいらっしゃいましたら、是非一度当院にご相談くださいね![]()



