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コラム

「ちゃんとみがいているのに…」ムシ歯になりやすい原因と対策

こんにちは

毎日欠かさず歯みがきをしているのに、どうしてムシ歯ができちゃうんだろう…?と疑問に思ったことはありませんか?

そこで今回は、毎日がんばるお父さん・お母さんの疑問にお答えして、ムシ歯になりやすいお子さんとなりにくいお子さんの違いについてご紹介したいと思います

そもそもムシ歯になりやすいかどうかは、実は単なる「歯みがき不足」たけでなく、お口の中の「5つの要素が」が複雑に重なり合うことで決まります

1. 細菌(お口の中のムシ歯菌の量)

  お口の中にいる「ミュータンス菌」などのムシ歯菌が主な原因です。この菌がプラーク(歯垢)を作り、歯の表面に棲みつきま

  す。

  生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはムシ歯菌はいません。周囲の大人からのスキンシップや、スプーンの共用、フーフー

  して冷ますことなどで唾液を通じて感染していきます。

  毎日の歯みがきに加え、歯医者さんでの定期的なクリーニングで菌の塊(バイオフィルム)を除去したり、できれば食器の共用

  は避け、咬み与えはしないようにして頂くことがおすすめです

 お母さんへのプチアドバイス

  「食器を完璧に分けるなんて無理!」と不安にならなくても大丈夫です!大切なのは身近な大人(お父さんやお母さん)がお口

  の中のクリーニングをして、移る菌の量そのものを減らしておくことが大切です

2. 糖質(ムシ歯菌のエサ)

  ムシ歯菌は、私たちが食べた「糖分(特に砂糖)」をエサにして、歯を溶かす「酸」を作ります。

   甘いお菓子、ジュースはもちろん、スナック菓子や炭水化物(ご飯やパン)もムシ歯菌のエサになります。これらを頻繁に摂取

  する環境はムシ歯が進みやすいです。

   砂糖の代わりに、ムシ歯菌のエサにならない「キシリトール」などを取り入れるのもおすすめです

 お母さんへのプチアドバイス

  「チョコや飴はあげてないのに…」というお家で盲点になりがちなのが、スポーツドリンクや乳酸菌飲料です。良かれと思って

  飲ませている飲み物に、実は砂糖がたっぷり…ということも少なくはありません💦おやつをキシリトール入りのタブレットやグ

  ミに変えてみるのもいいかもしれません

3. 歯質(歯の強さ)

  歯そのものの質の強さ(酸に対する抵抗力)のことです。

  生えたての永久歯や乳歯は、大人の歯に比べて未成熟で弱いため、酸に溶けやすい状態です。

  表面のエナメル質が柔らかく、大人の歯に比べて圧倒的に未成熟なため、ムシ歯菌の酸にあうと負けてしまいます

  そのため、子どもは大人よりもムシ歯の進行が早いです💦

  歯質は生まれつきの遺伝だけで決まるわけではありません!お口に生えてきてから、溶ける(脱灰)と再石灰化を繰り出して

  時間をかけて唾液中のミネラルを吸収し、だんだんと大人のような強い歯に育っていきます

  フッ素配合の歯磨き粉(大人なら1450ppm)を使って歯質を強くしていくことが大切です

 お母さんへのプチアドバイス

  フッ素入りの歯みがき粉を使ったあとは、何度もブクブクうがいをさせないのがコツです!大さじ1杯くらいの水で1回だけさ

  っとゆすぐ(うがいができない子はティッシュで軽くふき取る)くらいの方が、フッ素がお口に残って効果が長続きします

4.唾液の力

  唾液には「酸を中和する」「溶けた歯を修復する(再石灰化)」という重要な役割があります。

  特に寝ている間はだれでも唾液の量が激減するため、夜間はムシ歯リスクが跳ね上がってしまいます💦

  また、日常的にストレスがあったり口呼吸(お口ぽかん)で口が乾きやすいお子さんは、このバリア機能が十分に働きません

 お母さんへのプチアドバイス

  唾液はよく咬むと出やすくなります。一口30回咬んで食べるように声かけをしたり、お母さんは食材を少し大きめ、

  厚めに切るだけで、お子さんの咬む回数を自然に増やすことができます。うちはパン派です!ってご家庭の場合はパンを

  トーストに変えてみたり、ご飯派のご家庭はご飯にゴマをかけるだけでも咬む回数が増えますよ

  そして一番見落としがちなポイントは、食事の際に食べ物をお茶やお水で流し込まないようにすることです

5. 時間(だらだら食べる習慣)

  食事をすると、お口の中は一時的に「酸性(歯が溶ける状態)」になりますが、時間が経つと唾液の力で「中性(元の状態)」に

  戻ります。

  「だらだら食べる」「常にジュースやスポーツドリンクを飲んでいる」「アメを常に舐めている」という習慣があると、お口の中が

  ずっと酸性のままになり、唾液が歯を修復する時間がなくなってムシ歯になります💦

   間食の時間をしっかり決めたり、食べた後は水でうがいをするだけでも効果があります

 お母さんへのプチアドバイス

  お口の中は、毎日「溶ける」と「元気に戻る」のシーソーゲームをしています。

  一番危険なのは、遊んでいる途中にラムネや砂糖たっぷりのお菓子をちょこちょこ口に放り込む「だらだら食べ」です💦

  おやつは時間を15分~20分ときめてパッと食べ、食べおわったら、お茶や水をのむメリハリが大切です

  チョコやビスケットのように歯の隙間や溝にねっとりと残りやすい食べ物は、長時間に渡ってムシ歯菌にエサを与えて続けて

  しまいます💦おやつを選ぶ際は、お口の中で溶けて唾液で素早く洗い流されるアイスクリームのようなものに変えるだけでも

  ムシ歯のリスクを抑えられます

  また、どうしても甘い物が止められない場合は、ムシ歯菌のエサにならない、キシリトール入りのグミやガムがおすすめです

 

ムシ歯の原因になる「細菌」「糖質」「歯質」「唾液」「時間」

これら5つの要因をすべて完璧に対策しようとすると、お母さんも息が詰まってしまいますよね💦

でも大丈夫です!ムシ歯はこの5つの条件がすべて重なったときにできるものなんです。

「今日はおやつの時間が長引いちゃった…」「でもそのあとフッ素でみがいたからセーフ!」という風に、どこか一つでも

ブロックできれば、ムシ歯のリスクはぐっと下がります

100点満点を目指してピリピリするよりも、お母さんがニコニコ笑顔でいることが、お子さんにとっても一番の栄養です

毎日の頑張りの中で、「これならできそう!」というものをゲーム感覚でひとつずつ試してみてくださいね

「うちの子の場合はどうしたらいい?」など、気になることがあればいつでも気軽にスタッフに相談してください

一緒に大切なお子様の歯を守っていきましょう

 

 

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