お子さんの歯 豆知識
フッ化物配合の歯磨剤の使用基準が変更されました!
4学会が合同でフッ化物配合歯磨剤の新しい推奨量を発表
2023年1月1日、
日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会
の4学会が合同で、
フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法の新たな基準を発表しました
これまで推奨されていたフッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量とフッ化物イオン濃度は?
2017年から5年間適応されてきた、フッ化物の基準を示した表がこちら(旧版)↓
新たに設定されたフッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量とフッ化物イオン濃度は?
2023年に新たに設定された、フッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量とフッ化物イオン濃度
についての基準を示した表がこちらになります↓
新たな基準をまとめると、
・0〜5歳までに推奨されるフッ素濃度が、500ppm(泡状歯磨剤であれば1,000ppm)から1,000ppmに変更
・6〜14歳の枠が廃止され、6歳以上であれば1,500ppmのフッ素濃度を推奨
やっと日本も配合フッ素濃度が、ISO(国際標準化機構)基準の1,500ppmと同じになりました
また、年齢の細かい区分けが減りシンプルに分かりやすくなりました
これまで、1450ppmのフッ化物配合歯磨剤は、小児向けの製品が少なかったですが、
今後は1450ppmの小児向け製品の需要が大きくなりそうです