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お子さんの歯 豆知識

お子さんが体調を崩しやすい原因はひょっとしてコレ?

色々気を付けているのに、お子さんが体調を崩しやすいと思われたことはありませんか?

色々気を付けているのにナゼ?

ひょっとすると

細菌のバランスが原因?

 

毎日の食事、手洗い、うがい、外に出るときはマスクの着用、いろいろ気をつけていたのに、

『また熱が出た、風邪をひいた…なぜ?』と思われる事ありませんか?

 

その原因、ひょっとするとお子さんの身体の細菌のバランスが関係しているかもしれません!

 

 

 

ご存知ですか?

ヒトによって善玉菌のバランスは異なります!

菌の健康な割合は2:1:7 (^^)

ヒトそれぞれの個体総菌数は決まっていて、

一般的に5,000~6,000種と言われています。

 

ヒトによってその種類や数は全く異なります。

 

細菌は、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類に分類することができます。

 

「善玉菌」は健康維持や老化防止などに影響があるで、

代表的な菌はビフィズス菌や乳酸菌です。

 

「悪玉菌」は、病気の引き金となり、ウェルシュ菌や大腸菌が代表的です。

 

「日和見菌」は、健康な時はおとなしいのですが、

体が弱ったりすると悪い働きをする細菌です。バクテロイデスやレンサ球菌等があります。

 

健康な状態では、「悪玉菌」が1割、「善玉菌」が2割、「日和見菌」が7割でバランスが取れています。

 

抗生剤に頼ってばかりの治療が続くと…

抗生物質ばかり使い続けると、 抗生物質が効かない「耐性菌」が 発生してしまいます…

しかしあるボーダーラインを越えて「悪玉菌」の割合が増え、総菌数のバランスが崩れると病気になります。

 

今までは、

「病気になってから細菌(善玉菌も含む)を退治する」抗生物質を用いた治療が医療の中心でした。これをアンチバイオティクス(antibiotics)と言います。

 

病気(疾患)になった時に抗生物質を使用すると、

ある一定量の細菌数は減少するので症状は止まったように見えますが、

「悪玉菌」でなく「善玉菌」までも除菌されてしまいます…

 

急性的な処置で抗菌薬を使用することは必要ですが、使い続ける事はお口や体にとってよくありません。

そして、「悪玉菌」が薬に負けないようになってしまい、耐性菌の原因になります。

抗生剤の使用を続けると耐性菌が発生します

 

そこで新しい健康の考え方

プロバイオティクスの登場です!

プロバイオティクスで 良い菌を積極的に増やして 健康に

このアンチバイオティクス(antibiotics)=抗生物質に対比される考えとして生まれたのが、プロバイオティクス(probiotics)です。

 

プロバイオティクスは「あらかじめ体に良い菌を積極的に増やして健康になる」という予防的な考えから生まれた言葉です。

 

 

プロバイオティクスって何?

 

プロバイオティクスとは、「腸内細菌のバランスを改善することによりヒトに有益な作用をもたらすヒト由来の生きた微生物」と定義されています。

プロバイオティクスの条件

1.  安全性が保障されていること

2.  もともとその宿主の腸内細菌の一員であること

3.  胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸内に到達できること

4.  下部消化管(小腸下部や大腸)で増殖可能なこと

5.  宿主に対して明らかな有用効果を発揮しうること

6.  食品などの形態で有効な菌数が維持できること

7.  安価かつ容易に取り扱えること

プロバイオティクスの乳酸菌などが 登場しています

以上の条件を満たす菌種をプロバイオティクスと認められています

最近では腸に限らず、お口や胃などにおいてもプロバイオティクスの応用例が報告されています。

プロバイオティクスの代表的なものが、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌などの乳酸菌です。

 

アレルギーの症状改善にも期待が持たれる

プロバイオティクス

プロバイオティクスの活用で 免疫力のアップが 期待されています!

 

「善玉菌」を利用してヒトの体内の細菌の種類や

バランスを改善することで、全身疾患の予防や治療に役立てられいるバクテリアセラピーは、

医療と福祉の先進国スウェーデンで開発された新しい予防医学です。

 

体内の免疫システムの70%は腸内に集中しているそうです。

 

そのため善玉菌を増やし、悪玉菌の割合を減らして

腸内環境を改善することで

免疫力アップだけでなく

お子さんのアトピーや花粉症などの改善も近年期待されています。

 

ヒトの細菌は、全身の健康に大きく関係しているのです。

 

お子さんが『風邪を引きやすい』のは、

ひょっとすると細菌のバランスが崩れてしまっているからかもしれませんね。

 

プロバイオティクスでダイエットも!

「痩せ菌」って聞かれたことはないでしょうか?

ある種のプロバイオティクスは

・脂肪の吸収を抑制

・食欲を抑えるホルモンを分泌

し、ダイエットの効果をうたったものも出てきました。

 

 

 

いけがみ小児歯科では

ムシ歯予防にもプロバイオティクスの導入を進めております!

 

お子さんの健康を考え、できるだけ抗生剤に頼らず、

お子さん本来の免疫力を引き出せるよう積極的にプロバイオティクスの導入を進めております。

また、

プロバイオティクスを活用したムシ歯予防にも取り組んでいます!

ご興味のある保護者の方は、是非お気軽にスタッフに声をお掛けください (^^)

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