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お子さんの歯 豆知識

ご存じですか? フッ素って何? 安全性は?
どうしてフッ素がいいの?

今回は歯科衛生士の森下が担当します。



 

はじめに

ムシ歯予防にフッ素が効果があることは皆さんよくご存知ですよね。

でもなぜフッ素が歯にいいのか?どんな効果があるのかはご存知ない方も多いのではないでしょうか?

 

また、中にはちょっとフッ素に不安を持たれているお母さんもおられるかもしれません。

そんなお母さん方にこそ是非聞いて頂きたいお話があります!

 

そして、子どもの頃に歯にフッ素を塗った記憶から、

子どもの歯の健康のために使うものと思っておられる方も多いですよね?

後半は大人にもお勧めしたいフッ素のパワーについても紹介したいと思います!

 

 

フッ素って何なの?

 

 

 

お母さん方を悩ますフッ素の不安…

フッ素って体に悪くないの? 特殊な化学物質?

 一体フッ素って何なの?

 

ネットで「フッ素」と検索すると体への悪影響について書かれた記事をよく見かけます。

口にこそ出さないまでもフッ素と聞いて、「何か特殊な化学物質なのでは?」と

どこか不安に思われる方もおられるのではないでしょうか?

 

フッ素の疑問の中でもここは明らかにしておかねばならない点と思い、

敢えて最初にお話しします。

(他ではあまり聞けない話ですよ (^^)/ )

 

純粋なフッ素(F2)は常温では気体ですが、(気体なんです!Σ(・□・;))

非常に不安定で、

すぐに他の何かとくっついてしまう性質を持っているので

自然界ではNaF(フッ化ナトリウム)などの化合物としてしか存在できず、

歯科で用いるフッ素もF2(純粋なフッ素)ではなく、

NaFなどのフッ化物と呼ばれるものです。

(F2:純粋なフッ素とフッ化物とでは全く性質が異なります!)

 

歯科で用いるNaFをイメージしていただきやすいよう例を挙げてみましょう。

純粋な塩素(Cl2)もF2同様、常温では気体で(こちらはイメージしやすいですね)、

自然界ではNaCl(塩化ナトリウム)などの化合物として存在しています。

 

では「NaCl」って何かご存じでしょうか? 

化学式で見ると何かとっても怖そうなNaCl(塩化ナトリウム)…

ですが、実は私たちにとってとっても馴染みのある物質だったんです!

 

答えは…

 

そうです、「食塩」ですね! 

 

歯医者さんで塗っているNaFも

「未知の化学物質」「特殊な化学物質」なんかではなく、

NaCl(食塩)のように元々我々の身近に存在していたものと分って頂けると

イメージしやすいと思います。

 

フッ化物はお茶、にぼし、こんぶなどのほとんどの食品に天然に含まれ、水道水にも母乳にも含まれているんですよ。

 

結局フッ素は危険ではないですか?

答えは…

 ↓

 

・摂りすぎれば毒に

・適量使えば薬に 

正に食塩と同じですね!

 

ちなみに

フッ素塗布に使われるフッ化ナトリウムという成分を歯みがき剤1本分の量を飲み込んだとしても急性中毒を起こすことはないと言われています。

 

もしもの際の対処法

もしお子さんが歯みがき剤を飲み込んでしまってご心配な際は、

フッ素はカルシウムと非常にくっつきやすい性質があるので

牛乳を飲ませてあげるがいいでしょう。

 

 

フッ素の効果の発見

1940年代、アメリカで飲み水とムシ歯の疫学調査をしたところ、

飲み水にフッ素が少ない地域にはムシ歯が多いことが分かり、

そこからフッ素がムシ歯の予防に役立つことが分かったんですよ!

その後、アメリカでは水道水にフッ素が配合されるようになりました。

 

フッ素のムシ歯予防の効果は世界的に認められています。

フッ素に対しての正しい理解がムシ歯予防には重要と言われているんですよ。

 

 

知っているようで意外と知らない「フッ素の働き」

どうして歯にいいの?

お城の石垣を思い浮かべてみてください。

よく見ると大きな石と石の間には隙間があったり、土で隙間が埋まっていたりしますよね。

 

生えたばかりの歯もお城の石垣のように、

まだエナメル質の結晶構造(ハイドロキシアパタイト)は緻密でなく、

隙間が空いていたり酸に弱い炭酸カルシウムなども多く混ざっていて

歯が溶けやすい“もろい“構造なのです。

 

近頃はご存じの方も多いと思いますが、歯は

「食事の度に溶かされてカルシウムなどが溶け出し{これを脱灰(だっかい)}といいます)、

その後唾液の働きで再びカルシウムは歯に取り込まれて修復される

{これを再石灰化(さいせっかいか)といいます)}」を繰り返しています。

 

この唾液の再石灰化の働きのお陰で、歯は溶かされ放しにならずに済んでいるのですね。

この時、唾液中にフッ素があると早く再石灰化が起こりやすくなるのです!

つまり

フッ素の効果の1つ目は 「歯の再石灰化を促す」 です。

 

また、この脱灰と再石灰化が繰り返えし起こっているお陰で、

歯は結晶の弱かった部分が徐々に強い部分に置き換わって行きます。

お城の石垣の石と石の隙間が少なくなっていくように、

エナメル質も結晶と結晶の間が密になり、やがて強い歯に成熟して行きます。

 

その際、フッ素も直接歯に取り込まれ、フルオロアパタイトという結晶になる時があります。

このフルオロアパタイトは非常に酸に強い結晶です!

フルオロアパタイトが多い歯ほど強い歯となります。

つまり、

フッ素の効果の2つ目は 「歯の質自体を強くする」 となります。

 

 

フッ素を卵の殻に30分塗って
お酢の中に入れると…

フッ素を塗って無かった上半分の
卵の殻は泡を出しながら
みるみる溶けて行きます! (@_@)

カルシウムが溶け出し、歯の表面が透明感のない白い色に変わってしまったお子さんの歯も

まだ穴が開いていない初期ムシ歯の段階であれば、

フッ素を積極的に活用することで再石灰化が促されれば

再び透明感のある健康な歯の質に戻せる可能性があります。

 

また継続的にフッ素塗布を行うことで歯の質自体を強くすることが期待できます。

 

フッ素の効果は、目でも確かめられます!

卵の半分だけに歯医者さんで塗っているものと同じフッ素を塗って30分待ちます。

30分後フッ素を洗い流し、お酢の中に入れると…

 

主に炭酸カルシウムでできている卵の殻はお酢の酸によって

泡を出しながら見るみる溶かされて行きます。

一方、

フッ素を塗った方の殻は明らかに溶かされにくくなっているのが確認できます!

フッ素の効果は目でも確認することができるんですよ (^_-)-☆

 

 

これを知っていたらあなたもハナタカ!

“まだある“ フッ素の意外な2つの働き

 

その後の研究で、フッ素はムシ歯菌の発育も抑制することも分かって来ました。

そしてムシ歯菌が歯を溶かす酸を作るのも抑制する働きもあることも分かって来ました!

フッ素は歯に対する効果だけでなく、ムシ歯菌に対しても効果があるんですよ!

 

つまりフッ素の効果の3つ目は 「細菌の発育抑制」* 

*ですから、当院でもフッ素を塗った後は

唾液中のムシ歯の数を調べる「唾液検査」ができるようになるまでは

抗生物質と同様の期間を空けて検査を行っています。

 

4つ目は「細菌の酸の産生も抑制」

となります。

 

お子さんの歯垢を隅々まで落とし切るのは困難ですよね… (^-^;

みがき残しの歯垢があったとしても、ムシ歯が増えるのを抑え、

ムシ歯菌が歯を溶かす酸を作るのまで抑制できたとしたら

きっとお母さんも助かるのではないでしょうか?

 

以上をまとめると

<フッ素のすばらしい4つの効果>

1 歯の再石灰化を促す

2 歯の質自体を強化

3 ムシ歯菌の発育抑制

4 ムシ歯の酸の産生も抑制

となります!

これでお母さんもハナタカさんの仲間入りですね(^^)/

 

 

歯医者さんで塗るフッ素と市販のフッ素って何が違うの?

市販の歯みがき剤にもフッ素入りのものが販売されています。

(ほとんど総ての商品がフッ素入りです)

しかし、これらは一般家庭で使うものなのでフッ素の濃度は低いです。

濃度で言うと「500~1,500ppm*」となり医療機関で使われるフッ素の足元にも及ばない位の濃度です。

(歯科で一般的に使用されているフッ素は約10,000ppm!

 この高い濃度のフッ素は歯医者さんでしか塗れないんですよ)

*市販の歯みがき剤のフッ素濃度は以前は1000ppmまででしたが、

 平成29年3月の薬事法の改正により諸外国並みの1500ppmまで可能に引き上げられました

 

しかし、低濃度のフッ素でも、毎日使い続ければ歯を脱灰から守る効果が期待できます。

当院でも頻繁にフッ素を塗ることができませんので、自宅でのフッ素ケアも取り入れるといいですね。

 

 

ホームケアとプロフェッショナルケアとしてのフッ素の応用

フッ素には特に効果的な時期があります!

生えたての歯は表面も柔らかく、とてもムシ歯になりやすい無防備な状態です。

そのため、この時期のフッ素塗布が特に効果的です。

乳歯が生えて来る時期や、永久歯に生え変わるタイミングなどで行うと、

健康な歯を守るのにより効果的ですね。 

 

子どもだけじゃない 大人にもフッ素習慣を

お子さんに使用するイメージが強いフッ素ですが、実は大人の方にも是非活用して欲しい場合があります。

加齢などが原因で歯茎が下がって行くと、歯の根が露出してしまいます。

元々歯茎に覆われていたこの部分は非常にデリケートなので、しっかりケアしないとムシ歯や歯周病を引き起こしたり、歯が抜ける原因となります。

そこで効果的なのがフッ素です。鏡の前で唇をめくってご自身は大丈夫かチェックしてみて下さいね。

 

妊娠中の方にもお勧めな理由

妊娠中は特に感覚が敏感になりますよね。

歯ブラシをちょっと入れただけでも、ちょっとした臭いであっても

「おえっ」っとなって歯みがきが難しいですよね。

またホルモンバランスの変化から歯茎が腫れて歯みがきが困難な場合もあります。

倦怠感から歯みがきも困難な場合もありますよね。

更に“つわり”で戻してしまったりすると、胃酸の強力な酸で歯が溶かされ歯が弱くなってしまいます…

妊娠中で歯が弱くなっている時期にこそフッ素の活用をお勧めします!

 

 

フッ素塗布の誤解… (^-^;

フッ素はしばしば誤解されることがあります。

よく耳にするのが、「フッ素を塗っていればムシ歯にならない」です…

フッ素にはムシ歯予防に効果がありますが、

必ずしもムシ歯を防いでくれる訳ではありません!

 

ムシ歯は生活習慣病の一種です!

・おやつのダラダラ喰い、ジュースのダラダラ飲みをしない 

 *おやつは注意していてもジュースはノーマークなお母さんがおられます!

・ムシ歯の原因となる砂糖をできるだけ控える

・仕上げみがきを行う

これらもやっぱり大事ですよね!

(赤ちゃんに咬み与えをしない、

 家族全員のムシ歯菌も減らしておくのも大事でしたね(^_-)-☆ )

 

まとめ

フッ素は子どもから大人まで多くの人が行って来た歯を丈夫にするための手段の1つです。

フッ素をしたからといってムシ歯にならない訳ではないので、仕上げみがきや定期的な検診も兼ねて歯医者さんで診てもらいましょう(^^)/

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